アクセス解析してたら、LOST.DIRについての検索率が大変高いのでLIST.DIRフォルダとは一体どういったものなのか、簡単に説明しときます。



LOST.DIRとは


LOST.DIRとはSDカードやUSBメモリなどにフォルダとしてシステムが自動的に作成するものです。

どういった時に作られるかというと、ストレージ内に保存されたデータが何らかの影響で破損してしまった時に、そのデータの残骸が格納するためのフォルダです。基本的に、LOST.DIRをPCなどから見ると番号だけで、拡張子がついていない連番ファイルが並んでいることが多いです。

↓こんな感じですね。
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LOST.DIRはデータが破損した時に緊急でそのデータが退避されるフォルダだと勘違いされている方が居られるようですが、そんなフォルダではありまん。よって、LOST.DIR内のデータからデータを復元することは基本的に不可能と考えてください。

SDカードは消耗品・日々のバックアップを


SDカードやUSBメモリなんかはいつまでも持つものでは無いです。精密機器ですので、割りと簡単にダメになってしまうこともあります。SDカードは消耗品と考え、万が一のことに備え普段からPC等にバックアップをとっておくことが必須です。


LOST.DIRフォルダは削除してもいいの?


基本的には削除しても構いません。たまにですが、LOST.DIRのみで3GBくらい使ってしまうこともあるので、定期的に確認してください。
また、削除してもすぐにまたフォルダが作成され、中に連番データが作成される場合はSDカードまたはUSBメモリ等が内部的に破損してしまっている可能性が高いですので、なるべく早めに新しいカードまたはUSBメモリを準備してください。

あと、新しいカードに変えるときにLOST.DIRをコピーまたは移動する必要はあるのか、ということですが、ユーザーにとって必要のないフォルダですので、コピーする必要はありません。